正直に報告します。1

2007/11/03 建て方
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散々悩みましたが、ここに正直に失敗の報告をしなくてはいけないだろうと、


今までこちらの手の内、技術・施工法などを偉そうに記事更新しているのに、


失敗事例だけはひた隠し、何て言うのも汚い建築業界そのものですので、


勇気を持ってここに報告します。



今回の建て方と言うか、今回の新工法と偉そうに銘打っていましたが、失敗に終わりました。


今回の物件はP&Bですが、多くに事情をはらんでいましたので、


私たちの手で刻むハンドカットの部分と、在来工法の最先端の、機械加工プレカットとの融合で


試みていました。


何が失敗かと言うと、まずは業者選び、


この新工法に御協力いただける、プレカット工場を10社以上も探し、

打ち合わせも散々こなした上で、最終的に2社だけが、この新工法に乗ってくれることになりましたが、

出てきた見積もりに30万以上もの差額がありましたので、

安い方の業者にお任せすることにしました。

これがそもそもの間違いでした。


やる以上キチンと正確に確実にがモットーのとっととしては、

当日(棟上)に間違いがあっては困るので、神経質に散々打ち合わせをしました。

それこして、わざわざ、プレカット工場の設計士の方に、とっとの森に何度も足を運んでいただき、

プレカット部とハンドの部分の加工にミスが在ってはいけない、

こちらの思い込みであってはいけないと、第三者の目で見て確認していただきたいと、

お願いし何度も確認作業を怠らず、設計士の方にも納まり図を何枚も描いていただき、

確認してきたはずなのですが、・・・・・・・・・・・。


実際に入っていたものは、まるっきり別物でした。


機械で加工させてくるプレカットに間違いは無いはず、間違いがあれば、丸太とプレカット部の

結合部だと信じていました、・・・・・・

っが!こちらサイドにこの結合部の加工に間違いはないはず、書いていただいた収まり図そのものの

形に加工してありました。しかし、何度も確認したはずの形にプレカットの方は加工されておらず、

現場で作り直しの始末です。


丸太とプレカット部の結合部とうとう1箇所たりとも打ち合わせどおりの形ではありませんでした。

長さも・・・・・あ~~~~~~も~~~~~いや!



草々に間違いに気づき、プレカット工場に連絡し早急に加工し直します。とのことで、

持って返って再加工しなおしで、これで完璧になったと思っていたら、

建て方当日、やはり合いません。


結局建て方は予定していた上棟にはならず、お客様には多大な御迷惑をかけてしまいました。

本当に申し訳なく、恥ずかしくも在ります。

あ~脱力感・敗北感です。


プレカット工場の方も間違いがあれば、大至急手直しに大工を向かわせますと、

最初の段階では言っていましたので、・・・・・っじゃいざ、この状態だから大至急治しに来いと

連絡すれば、

「自分のところには大工はいないので、今日の今日では手配が出来ません」

っと、のたまいます。

結局はプレカット同士の部分も間違いだらけで、当日はプレカットの部分を必死こいて、

手直しをしている、とっとがいました。


これならプレカットじゃなく、ハンドカット!


今回の物件は、新工法に至らず、結局はオ~ルハンドカットでした。


しかもそれを当日だけではこなせる訳はない。

建て方当日、街場だったこともあり、御近所から多くのギャラリーもいた、そのさ中・・・・

棟も上がらず赤っ恥!


それよりも何よりも、棟が上がるのを楽しみに下で見ていたお客様には、

本当に不安な思いを抱かせてしまいました。


本当に本当にごめんなさい。


ここにまたまた、教訓です。絶対に信じちゃいけない。

新しく出会った同業者!絶対に信じちゃ危険!建築業界は腐ってる。

何年も付き合って初めて信用することにしましょう。

モットモット疑って、監視の目を厳しくしましょう。


皆さんにも教訓になりましたか?